友人を亡くしました(3)

友人を自死で亡くされた方のお話を聞いています。

「弟は東京で一人暮らしなんですけど、
うつになったことがあって…、何度か再発しているんです。
だから、とても心配です。

ラインの返信がないと、どうしたんだろう、
大丈夫だろうかと、すごく心配になります。

やっと返事が来て、すごくほっとしたりして…、
よかった、大丈夫だったって安心するんです」

「夫が出張に行ったりすると、すごく不安です。
できたら、行かないでほしいくらい。

事故にあっていないかとか、いろいろ考えてしまうんです。
ラインの返信がないと、どうしたんだろう?!ってなります」

「でも、こういうことって、
弟や夫に何か起こるかどうかなんて、
私がコントロールできることじゃないですよね。

私には、どうすることもできないことなんですけど、
わかっているんだけど、心配してしまいます」

「自分はしっかりしていなくては、と思います。
自分が具合悪くなったりしてはだめだと、
自分が病気になったら、どうしようもないんだよって気を張っています」

お父様の闘病中に、お母様が亡くなられた時も、
「自分はいっそう頑張らないといけない」と思ったと、言われていました。
ずっと何かを背負っておられるように感じます。

次回に続きます。

※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。