ホメオパシー

月経前症候群のホメオパシー

40歳の女性、会社員の方です。
生理前になると、頭痛やめまい、手足のむくみが1週間から10日くらい続くそうです。

今まで、なんどか、婦人科や内科、耳鼻科を受診しましたが、特に問題はないと言われています。
鎮痛剤や漢方薬などを処方されているのですが、
痛み止めの量がどんどん増えていて、とても気になっています。
なんとかしなくてはと悩んでいたところ、
友人からホメオパシーで生理痛が軽くなったという話を聞き、来院されました。

診察中、ご家族のことをお聞きしたところ、
話の途中で、言葉が途切れて涙になり、
なかなか話を続けることができなくなってしまいました。

10年前にお母様を病気で亡くされたそうです。
今でも、時々、大好きだったお母様のことを思い出すと言われます。

「仕事も家のことも、本当に頑張っていました。
よくやっていたなと思います。
たくさん勉強もしていました。
夜遅くに目が覚めたら、母が分厚い本を読んでいるんです。
立派だなって思っていました。
自慢の母でした。
闘病中も本当に気丈に、よく頑張っていたと思います。
つらかっただろうに…」

お母様を思い出して、胸が熱くなる一方で、
大切なお母様を失った悲しみを、なかなか癒すことのできないご様子でした。

このような彼女には、Natrum muriaticumを選びました。

3か月後、来院されました。
「以前のような、ひどい頭痛やめまいは、おこらなくなりました。
むくみは…、そういえば忘れていました。
気にならなくなったので、もうなくなっていたのかも…」

効果があって症状が無くなると、
こちらからたずねない限り、
以前の症状を忘れてしまう方は多いです。
うれしいことです。

※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。