ホメオパシー

手術はいやなんです。【後編】

前回、子宮頸がんと診断され、手術をしないと決めたという方のお話をしました。

そして、ホメオパシーを希望されたんです。

「今は、がんに対して不安とかはないんです。
そういうことよりも、
主治医にいろいろ言われて傷ついたことのほうが大きいです。

それに、兄弟や友人も、手術はしたほうがいいって言ってくるので、
もう何も話さなくなりました。

自分で責任取るって、手術しないって決めたのだから、
周りはいろいろ言わないでほしい」

がんと伝えられ、気持ちの整理もできないまま、手術する流れになり、
ご自身で、治療を選択したいという気持ちも、くんでもらえなかったと、
病院や主治医の対応に憤りを感じています。

また、仲の良かった人も、だれもわたしの気持ちを理解してくれないと感じています。

「どうして、私が、こんな目に合わなくてはいけないんだろうって思います」

今回は、ホメオパシーレメディのStaphysagriaをお出しました。

今後は、体調や心境の変化にともない、レメディを変更していくことになるでしょう。

がんと診断され、ご自身で調べながら、今後の方針をご自身で決めていく。
これは、簡単なことではありませんし、心折れる時もあるでしょう。
これからも、彼女の気持ちに沿っていきたいと思いますが、
ひとつだけ、お願いしたことがあります。

「西洋医学的治療はしたほうがいいって、
医師としては、次回も、また、言わないわけにはいかないかもって思うけど、
それは許してもらえる?」
笑ってうなずかれました。

※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。