栄養療法

風邪をひきやすくて【前編】

昨年の12月のことです。
37歳の女性、会社員の方が来院されました。

秋の終わりごろ、ひどい風邪をひき、3日ほど寝込んでしまったそうです。

その後も、なかなか回復せず、
体調が戻るまで、数週間かかってしまいました。

以前から、寒くなると、かぜをひきやすく、治りも悪いと感じていたそうですが、
今回は、まだ、冬でもないのに、風邪で寝込むなんて、
こんなことでは、真冬になったらどうなるんだろうと、
危機感を感じておられます。

いろいろ調べて、栄養療法を受けてみたいと、来院されました。

以前から、とても疲れやすく、
寝ても、寝ても、疲れが取れません。
いつしか、自分の体調はこんなものだと思いこんでいました。

疲労感が強いときは、パンなどの食べやすいもので済ませてしまうそうです。

「これでは元気にならないと思うけど、食事を作る気力もなくて…」

そうですね。
疲れると食べられなくなって、
食べないから、疲れが取れない…、
悪循環に入ってしまいます。

まず、規則正しい生活リズムを、心がけていただくようお話ししました。
食事と睡眠はとても大切です。

食事は三食、しっかりとり、
お菓子やパンで済ませたりしないようにします。

睡眠時間も十分確保し、
早寝早起きを心がけます。

朝はしっかり朝日を浴びましょう。
朝日を浴びて目覚めることが、
夜、熟睡することにつながるのです。

会社の検診結果を見せていただき、ご希望のサプリメントを選びます。
血液検査から見ても、やはり、鉄、ビタミンB群が足りていませんでした。

冬になると、風邪をひきやすいので、
これをどうにかしたいと言われます。
そこで、ビタミンDも勧めました。

その後、どのような変化があったのでしょうか?
再診のお話は次回に続きます。

※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。