「母が入院したんです…。
それで、毎日、病院に通っています。
できるだけ、そばにいてあげたいのですが…、
一日中、病院にいると、疲れきってしまって…、
夜も眠れないし…、どうしたらいいのか…」
48歳の女性は、疲労困憊のご様子です。
お母様は肺がんと診断され、化学療法中なのだそうです。
「これから、母は、どうなるのだろう」
お母様のことを考えると、不安でたまりません。
心配なのは、お母様のことだけではありません。
「父は大丈夫なのだろうか」
「父の世話は、どうしたらいいのだろう」
「実家のいろいろなことは、どうすればいいの」
などなど、心配事が次から次へと浮かび、頭から離れません。
同じことを、何度も繰り返し考えてしまうため、
夜も眠れないといいます。
夫や子供など、ご自分の家族のことは、二の次になってしまい、
そのことも、とても気になっています。
お話をうかがい、
次のようなバッチフラワーレメディを処方しました。
オリーブは、
彼女のように、身も心も消耗し、疲労困憊した方のための、
バッチフラワーレメディです。
考え事が頭から離れず、
頭の中であれこれと、考えすぎてしまう人には
ホワイトチェストナットです。
このバッチフラワーレメディを服用すると、
落ち着きを取り戻し、自分の考えを整理することができます。
原因のはっきりした不安には、ミムラス、
あいまいで漠然とした不安には、アスペンを用います。
彼女には、両方、お出ししました。
お母様の入院という、大きな環境の変化を、うまく乗り切れるよう、
クラブアップル、ウォールナットも必要かもしれません。
バッチフラワーレメディを処方して、3週間後です。
「バッチフラワーレメディをのむと、
エネルギーがわいてきて、元気がでる気がします。
ぐっすり眠れるようになって、
疲れ切った感じもなくなりました。
今は、バッチフラワーレメディがあるから大丈夫って思えます。
私にとってお守りみたいな存在です」
笑顔で話してくださいました。
お母様からや、家族からも、
「元気そうになってよかった」
と言われたそうです。
※本記事をご覧の方には、
「介護のためのバッチフラワーレメディ」
も参考になるかもしれません。
※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。
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