友人を自死で亡くされた方のお話を、お聞きしてきました。
友人を亡くしました(1)、(2)、(3)、(4)
これから、一緒に、バッチフラワーレメディを選んでいきます。
まず、大切な方を自死で亡くされるなど、
大変つらい経験をされていますので、
スターオブベツレヘムは必要です。
つらい出来事が起こった直後に飲むのが理想ですが、
その出来事が起こってから何年もたっているような場合でも、
ショックの影響を和らげ、立ち直りを助けます。
二つ目に、
常に「つぎに何が起こるかわからないという不安感」がある
と言われていますので、
ミムラス、アスペンを提案しました。
どちらも、不安や恐れに対するレメディですが、
ミムラスは、何を恐れているのかが、わかっている人のレメディで、
アスペンは、恐れている対象がはっきりしない人のためのレメディです。
両方使ってもいいのですが、
彼女は、ミムラスのみを選ばれました。
三つ目に、ご主人や弟さんのことを、非常に心配されています。
ご主人が出張され、ラインの既読がないと、
事故にでもあったのではと思ったり、
うつの既往のある弟さんに対しても、同様に、
ラインの既読がないと、なにかあったのではと気になる。
これは、レッドチェストナットです。
大切な人に、最悪の事態が起こるのではないかと
心配しすぎる人のためのレメディです。
些細なことが、深刻なことに思えたり、
家族が飛行機に乗るとすると、もし落ちたら
というようなことを考えます。
レッドチェストナットについて説明していると、
笑いながら、うなずいておられます。
スターオブベツレヘム、ミムラス、レッドチェストナットを入れて、
トリートメントボトルをお作りし、持ち帰ってもらいます。
さて、3週間後、変化はあったでしょうか?
次回に続きます。
※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。
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