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けがをしたときのホメオパシー

前々回、歯科治療後の痛みに有効なホメオパシーを紹介しました。
今回は、けがをしたときのホメオパシーを紹介しようと思います。

外傷のレメディとして、まず挙げられるのが、Arnica montanaです。
捻挫、打撲など、どのようなけがにも効果があります。

ホメオパシーを学び始めたころ、足の指を骨折してしまい、
このArnica montanaを使いました。

骨折しますと、通常は、紫色にひどく腫れあがり、非常に痛いですよね。

ところが、受傷してすぐにArnicaを服用したら、
紫色に腫れてはいるけど、それほどひどくもないし、
痛みはあるけど、我慢できないほどでもないし、
まさか折れてはいないよね…、と思っていたのです。

けれども、単なる打撲ではなさそうな印象なので、
念のため病院を受診して、レントゲン写真を撮ったところ、
足指は明らかに折れていました。(ガーン)

骨折していたとわかり、かなり落胆しましたが、Arnicaの効果には驚きました。

私が学んだ、日本ホメオパシー医学会の同期生の中でも、
Arnica montanaを試して、その効果に驚いたという声は多く聞かれました。

数年前、正月明けに開かれた、日本ホメオパシー医学会の講習会に参加した時のことです。
いつもは遅刻したことのない生徒さんが、遅れて会場に入ってきました。
唯一空いていた一番前の席に座ると、間もなくうつらうつら…。
どうも、お疲れの様子です。

お昼休憩に、彼女が、困った様子で話しかけてきました。
「年末年始に、ヨーロッパ旅行に行って、石畳の階段を踏みはずして、はでにこけちゃったのよ。
そのあと、ひざがすごく腫れてしまって、今も足をひきずっているの」

えぇー、それは大変!
でも、そういう時は、Arnica montanaを使えば大丈夫なはずだけど…。

「旅行に持っていってなかったので、飲んでないのよ。
帰国してからも飲んでないし…」

今からでも飲んだほうがいいと、わたしは、持っていたArnica montanaを渡しました。

すると、講習会終了後。
「Arnica montanaが効いたみたい。
痛みが無くなって、ほら、普通に歩けるようになったのよ。

それにね、わたし、午前中寝てたでしょ。
一番前の席で、講師の目の前で…(笑)。
でも、午後は、ちゃんと講義を聞けたよ。
Arnica montanaって時差ぼけのレメディでもあるから、きっとそのおかげだよね」

Arnica montana、すごいです。
けがをしたときから日にちがたっていますが、それでも効果があったようです。
しかも、時差ぼけにまで効果を発揮してくれました。

このように、Arnica montanaは、あらゆるけがに効果がありますが、
ひどい受傷や、骨折の疑いのあるときは、
服用後、必ず病院を受診していただくようにお願いします。

※けがの治療については、傷をきれいに早く治すでも解説しています。

※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。

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