80歳の男性です。
間質性肺炎で通院中、呼吸困難感がひどく、緊急入院になりました。
全身倦怠感が強く、一日中、横になっておられます。
じっとしていても、息しずらく、苦しいと言われます。
せきもひどく、頻回にたんを出そうとしています。
入院の数週間前から、息苦しさが増し、
食欲も減って、食事も取れなくなり、急に痩せてしまったそうです。
呼吸困難感がひどく、窒息するのではないかという不安に襲われると言われます。
部屋が暗いと不安感が増し、ますます息苦しく感じるようです。
不安からか、
「一人にしないでほしい。(家族の人に)ここにいてほしい」
と、何度も言われています。
男性に、ホメオパシーのCarbo vegetabilisを処方しました。
2週間後、お話を聞きました。
「これをのむと、体調がいいと、気に入っているみたいです。
これを飲むのを、楽しみにしているんだよね」
と家族の方が言われると、軽くうなずかれます。
「どういうわけか、これをのむと、眠たくなって、よく眠れるみたいです」
ホメオパシーをとると安心して、眠くなるのかもしれません。
「薬を飲むたびに呼吸困難になるので、薬を飲むのは大変なんです。
ホメオパシーは小さな粒を一粒なめるだけなので、おじいさんにも楽みたいです。
そういうところもとてもいいですよね」
男性は小さく笑みを浮かべて、うなずいておられました。
「おじいさんの体調がいいと、私たちも安心で、とても気が楽になりました。
今までは、とっても苦しそうで、私たちにしがみつくような感じだったので、
こちらの方まで息苦しくなるようでした。
今は、このホメオパシーがあるから安心だねと言っています」
院長 野口 由美
医学博士(大阪大学)/放射線診断専門医/抗加齢医学会専門医
関西医科大学卒 関西医科大学内科、大阪大学放射線科、九州大学心療内科
日本メディカルホメオパシー学会認定医
大阪大学で医学博士を取得。
内科・心療内科・放射線科での臨床経験を重ねた後、クリニック千里の森を開設。
西洋医学に加え、分子整合栄養医学や伝統医学、補完代替医療を取り入れ、一人ひとりに最適な治療を行っている。
※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。
