アロマやハーブはお好きですか?
なんとなく体にいいような気がしますし、
好きという方も多いかもしれません。
それでは、たくさんの種類の中から、どんなふうに選びますか?
症状や気分に合わせて選ぶ方もいらっしゃるでしょうし、
なんとなく好きなものを選ぶという方法もありますね。
そもそも、アロマやハーブはどんなふうに体にいいの?
どうやって選ぶの?
ほんとうに効果はあるの?
そんな疑問に答えてくれる、とてもいい本を見つけました。
林 真一郎 著 「臨床で活かせるアロマ&ハーブ療法」 南山堂 です。
アロマやハーブは植物のちからを用いた植物療法です。
植物は根を張っているので、
敵が来ても逃げることができません。
そのため、自分自身を守る術、
抗酸化力、抗炎症作用、抗菌作用などのちからを身に着けました。
そのちからを活用するのが植物療法なのです。
植物療法という考え方を知りますと、
ハーブティーをいただくときだけでなく、
野菜を食べるときも、
料理に香辛料をふりかけるときも、
「植物の力をいただいているんだな」
とひしひしと感じ、
「植物ってありがたい」
と静かな感動さえ覚えます。
本の中では、アロマやハーブの活用法だけでなく、
どのような成分がどのように働きかけるのか、についても知ることができます。
また、日常生活や食生活で気を付ける点にも触れています。
たとえば、
「大豆発酵食品を積極的にとる」
「12時までに寝る」
「身に着ける下着や衣類の素材に注意する」
「観葉植物を置いて室内の空気を浄化する」
などなど…。
「シャワーでは心身の浄化にはならないので必ず入浴する」
なんて素敵な文章も。
興味を持たれた方は、一度手に取ってみてはいかがでしょう。
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