一般社団法人オーソモレキュラーjp主催の研修講師養成講座が大阪で開かれました。
「医療用サプリメントと市販品との違い」について、
新宿溝口クリニックの栄養チーフカウンセラー、定真理子先生が話してくださいました。
皆さんも、疑問に思われたことがあるのではないでしょうか?
医療用サプリメントは市販品とどう違うの?
医療用サプリメントはどこがどういいの?
市販品はたくさん種類があるけど、効果のあるサプリメントは、どうやって選んだらいいの?
両者の違いが明確になるだけでなく、市販サプリメントの見方もわかり、
大変勉強になりましたので、一部を紹介したいと思います。
医療用サプリメントは、症状改善、病態の改善を目的として開発されています。
そのため、医療用サプリメントの原材料成分は高品質であることが求められ、
その配合量も市販品とは格段の違いがあります。
サプリメントとして服用されることの多い、「ヘム鉄」を例にとりましょう。
医療用サプリメントのヘム鉄は、吸収率の高いヘム鉄を使用しています。
ヘム鉄の原料、ヘム鉄パウダーは非常に高価なため、
安価なヘム鉄サプリメントはありえません。
それでは、市販のヘム鉄サプリはどうしてリーズナブルなのでしょう?
市販サプリメントの裏ラベルを見てみましょう。
成分表示には、原材料が多く含まれるものから表記されています。
一番初めに糖質、添加物が記載されてはいないでしょうか?
ヘム鉄ではない、クエン酸第一鉄、ピロリン酸鉄などの、非ヘム鉄が表記されてはいませんか?
成分表示にヘム鉄と表記されていたとしても、油断はできません。
ヘム鉄パウダーに含まれるヘム鉄濃度は1-2%なのですが、
ヘム鉄パウダーの量を記載している場合もあるため、
記載されている量が純粋なヘム鉄量でないことがあるためです。
しかし、ラベルを見ただけでは、そこまで把握することはできませんよね。
一方、医療用サプリメントのヘム鉄は、
ヘム鉄の純粋な最終含有量を記載していますので、明確で安心です。
次回は医療用サプリメントと市販品の製造工程の違いをお話しします。
院長 野口 由美
医学博士(大阪大学)/放射線診断専門医/抗加齢医学会専門医
関西医科大学卒 関西医科大学内科、大阪大学放射線科、九州大学心療内科
日本メディカルホメオパシー学会認定医
大阪大学で医学博士を取得。
内科・心療内科・放射線科での臨床経験を重ねた後、クリニック千里の森を開設。
西洋医学に加え、分子整合栄養医学や伝統医学、補完代替医療を取り入れ、一人ひとりに最適な治療を行っている。
