毎晩、晩酌を楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか。
けれども残念ながら、体調不良の方にお酒はおすすめできません。
今回は、お酒を控えるべき理由を4つ、お話ししていきます。
アルコールの代謝にビタミン、ミネラルを消費する
アルコールを分解、解毒する際、ビタミンB群、ナイアシン、亜鉛などのビタミン、ミネラルが大量に消費されています。
消費されている分を食事から摂取できており、十分に消化、吸収されていれば問題ないかもしれません。
けれども、毎日、飲酒が続き、ビタミン、ミネラルの大量消費が連日続いていたとしたら、どうでしょう?
ビタミン、ミネラルの補給が追いつかず、欠乏状態が続いてしまうでしょう。
飲酒により活性酸素が発生する
アルコールを分解、解毒する際、活性酸素が生じます。
この活性酸素に対抗するため、抗酸化ビタミンであるビタミンC 、Eが大量に消費されます。
ただでさえ、不調の方はビタミン、ミネラル不足傾向なのにもかかわらず、より一層欠乏状態に陥ってしまうのです。
低血糖に陥りやすい
アルコールは肝臓で代謝されます。
飲酒後は、アルコールの解毒に精一杯となり、肝臓のそのほかの仕事はおろそかになってしまいます。
すると肝臓の重要な役割である、「グリコーゲンをグルコースにして血液中に放出する」仕事ができなくなります。
そのためお酒を飲むと、低血糖になりやすいのです。
飲み会の後、締めにラーメンが食べたくなったり、甘いスイーツを食べたくなるのは、このためではないかと言われています。
さらには、肝臓が働くためには糖が必要ですから、低血糖になると肝臓の働きは低下し、解毒や代謝ができなくなるという悪循環に入ってしまいます。
睡眠の質が低下する
アルコールは睡眠の質を落とします。
さらに、飲酒後の低血糖症も加わると、眠りが浅くなるのは必須といえるでしょう。
お酒をやめて、炭酸水を選ぶ
アルコールが飲みたくなったら、お酒の代わりに、炭酸水を試してみてください。
和食、洋食、中華とどんな食事にもあいますし、アルコールっぽいキレのよさもあり、お酒を飲んでいるかのような満足感も得られます。
院長 野口 由美
医学博士(大阪大学)/放射線診断専門医/抗加齢医学会専門医
関西医科大学卒 関西医科大学内科、大阪大学放射線科、九州大学心療内科
日本メディカルホメオパシー学会認定医
大阪大学で医学博士を取得。
内科・心療内科・放射線科での臨床経験を重ねた後、クリニック千里の森を開設。
西洋医学に加え、分子整合栄養医学や伝統医学、補完代替医療を取り入れ、一人ひとりに最適な治療を行っている。
