ビタミンC は美肌、美白に働くだけではありません。
ストレスや感染に対抗する際に、大量に必要になる重要なビタミンです。
今回は、ビタミンCの働きについてお話ししています。
ストレスに対抗する
ストレスに対抗するために、もっとも重要な栄養素はビタミンC です。
抗ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌する副腎は、からだの中でビタミンC をもっとも必要とする臓器です。
ビタミンC が不足すると、副腎から十分量のコルチゾールを分泌できず、ストレスにうまく対応することができません。
ビタミンC 自体も、ストレスにさらされると、急速に消費されます。
睡眠不足や疲労が続く、強い不安を感じる、風邪などの感染症にかかるなどの場合は、意識してビタミンC をとるとよいでしょう。
白血球やリンパ球は、ビタミンCが必要
ウイルスや細菌と戦う白血球やリンパ球には、ビタミンC が多く含まれています。
そのため、ビタミンC 不足は、免疫機能の低下を招きます。
白血球が、ウイルスや細菌と戦う際、発生する活性酸素は、正常な細胞まで攻撃してしまいます。
ところが、ビタミンC が持つ抗酸化作用の働きにより、活性酸素の働きを抑えているのです。
このため、ウイルスや細菌に感染すると、ビタミンCが大量に必要になるのです。
肌の健康
ビタミンC は皮膚や細胞のコラーゲンの合成に不可欠です。
そのため、ビタミンC 不足の人は、血管壁がもろくなり、内出血やあざをつくりやすくなります。
コラーゲン合成には、ビタミンC のほか、鉄やタンパク質が必要です。
採血のたびに青あざができる、知らない間にあちこちにあざが目立つ方は、ビタミンC 、鉄やタンパク質の補給が必要かもしれません。
ビタミンCを摂るには
ビタミンCは、パプリカ、ブロッコリー、レモン、イチゴ、柿などに多く含まれています。
院長 野口 由美
医学博士(大阪大学)/放射線診断専門医/抗加齢医学会専門医
関西医科大学卒 関西医科大学内科、大阪大学放射線科、九州大学心療内科
日本メディカルホメオパシー学会認定医
大阪大学で医学博士を取得。
内科・心療内科・放射線科での臨床経験を重ねた後、クリニック千里の森を開設。
西洋医学に加え、分子整合栄養医学や伝統医学、補完代替医療を取り入れ、一人ひとりに最適な治療を行っている。
