最近、カット野菜を多く見かけるようになりました。
野菜を洗う必要もなく、すぐに使えるのでとても便利です。
でも、こんなことを思ったことはありませんか?
「本当にこれでいいのかな?」
「野菜を買うのと、カット野菜とはどう違うの?」
野菜とカット野菜はどう違う?
カット野菜がいつまでもきれいで新鮮に見えるのはなぜでしょう。
ご自分で野菜を買ってきて、洗って保存した場合を思い出してみてください。
野菜の切り口は必ず着色してしまいますよね。
多くのカット野菜は、変色しないように、薬剤が使用されているのです。
また、カット野菜は洗浄をくりかえしているため、ビタミン、ミネラルはほとんど洗い流されてしまっています。
カット野菜からビタミン、ミネラルを摂ることは、ほとんど期待できないでしょう。
安全性や野菜の栄養を考えると、野菜そのものを購入した方が格段にいいのは間違いありません。
コンビニサラダや、お店によってはサラダバーなどでも、カット野菜が使用されていると言われています。
せめて自宅でのお食事には、カット野菜ではなく、普通の野菜を摂りたいものです。
まず、野菜を買ってみよう
野菜を買ってきて、洗って、切って、料理して、盛り付けて…、などなど、とても面倒に感じてしまうかもしれません。
でもね、難しく考えなくていいんです。
トマトやきゅうりを買ってきて、洗って、塩をかける。
これだけでいいんです。
トマトやきゅうりを切って、オリーブオイルと塩を振りかける、というのもいいですよね。
このような簡単な野菜料理でも、毎日続けると体調が変わってきます。
体調がよくなってくると、料理が面倒なものではなくなってくるのです。
できる範囲でかまいませんので、ぜひ、始めてみてください。
野菜ジュースは野菜の代わりになる?
時々、「野菜不足解消のため、野菜ジュースを飲んでいます」といわれる方がいらっしゃいます。
残念ですが、野菜ジュースは野菜の代わりにはなりません。
ジュースに加工する過程でビタミンは壊れて失活していますし、さらに、香料やぶどう糖果糖液糖などを加え、おいしく見えるようにつくられたもので、どちらかといえば嗜好品と考えたほうがよいでしょう。
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