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不眠は肥満に

コラム

睡眠不足の時は、甘いものをたくさん食べたくなったり、
太りやすいと感じたことはないでしょうか?

実は、睡眠不足は食欲増進につながることがわかっています。

睡眠時間が短くなると、
食欲増進ホルモンであるグレリンの分泌が増え、
食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が低下します。
その結果、空腹感や食欲が増してしまうのです。

グレリンは胃から分泌されるホルモンで、
脳の食欲中枢を刺激して、食欲を増進させます。

グレリンは、空腹時、体内のエネルギーが不足した時に、
エネルギーの補充を促すために分泌されるホルモンですが、
睡眠不足になると、このグレリンの分泌量が増加することがわかっています。

一方、レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンです。
脳の満腹中枢を刺激し、食欲を抑えます。

レプチンは、体の栄養状態を脳に伝え、
食欲の調節などの役割を担っているのですが、
睡眠不足になると、このレプチンの分泌量が減少することがわかっています。

睡眠不足の状態が続くと、食欲が過剰に増大し、
無意識に必要以上のカロリーを摂取しようとするのです

さらに、
「睡眠不足の人は、
ケーキやクッキー、アイスクリームなどのスイーツや、
ポテトチップスやナッツなどの塩気の強いもの、
パンやパスタなどの炭水化物が食べたくなる、
という傾向がみられた」
との報告もあります。

睡眠不足のとき、甘いものが食べたくなるのは、私だけではなかったようです。

不眠は肥満につながるだけでなく、
高血圧、糖尿病への影響も指摘されています。

睡眠は、食事や運動と同様に気を付けたい、
大切な生活習慣のひとつです。

※睡眠について、下記の記事でも解説しています
ぐっすり眠れる8つのポイント
寝る前のお酒
よい睡眠は朝食から

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