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栄養療法とCBDオイルによる発達障害治療薬の減薬

幼少期に、知的障害をともなう発達障害と診断され、服薬治療通院中の娘さんについて、ご両親から相談をうけました。

CBDオイルなど、薬以外の治療法を希望しておられましたので、

CBDオイルのほか、栄養療法やバッチフラワーレスキュースプレーやホメオパシーを提案しました。

半年後の再診では、症状の軽快が見られたと話されました。

さらに、主治医と相談し減薬を始めたとのことで、症状の悪化は見られず、順調に薬を減らしているとのことです。

今回は、その方の経過をご紹介します。

知的障害をともなう発達障害で幼少時から通院

ご両親に連れられ来院されたのは、ひとみさん(23歳)です。

 

幼少期に、知的障害をともなう発達障害と診断され、以来ずっと病院に通っています。

薬も長年服薬しているのですが、よくなっている気配がありません。

薬以外の方法はないかといろいろ調べられ、CBDオイルを希望して来院されました。

 

物音が気になりパニック

「小さいころから、特定の物音にとても敏感でした。

なにか気になる物音があると、そのことばかりに集中して、周りが見えなくなり、急にパニックになって大声を出して暴れるんです。

 

大勢の人がいる場面でも、緊張すると大声を出します。

新しい場所に行くときは、特に不穏な雰囲気になりますね。

妹が生まれて、パニックはさらにひどくなりました。

 

パニックになった時、

『どうしたの?なにかいやなことがあった?』と尋ねると、

『学校でいじめられたことを思い出した』と言います。

どうも、気になることがあると、それがきっかけとなって、昔の悲しく、つらいできごとを思い出し、パニックになるみたいなんです」

暴言、暴力が始まる

「高校を卒業して作業所に入所すると、今度は、パニックに加えて、家庭内での暴言や暴力が始まりました。

暴言や暴力は年々、悪化しており、特にこの数年は、頻度が増しています。

 

作業所で暴力をふるうことはないようですが、家の中では、私の髪の毛を引っ張ったり、たたいたりします。

けっこうな力なので、痛いんですよ。

夫に対しても暴言をはいたり、たたいたりします。

暴言や暴力が始まると、夫が大きな声を出して叱り、やっと収まるような状態です。

 

ひとみ自身も、暴言や暴力はよくないことだとわかっている様子で、

『こんなんしたらあかんなぁ』

とか

『なんで、たたいてしまうんかわからん』

と言って、自分で自分の頭や腕をたたいたりします」

 

ひとみさんは、ご両親が話している間、ときどき大きな声をあげたり、お母さんの髪を引っ張ったりしています。

そのたびに、お父さんが恐い顔をして、だめっと叱り静かになりますが、しばらくすると再び声をあげ、同じことが何度も繰り返されています。

『将来、わたし、どうなるんやろう』

ひとみさんの目の前で、ご自身の話をずっとうかがっているのですが、ひとみさん、だいじょうぶでしょうか?

話を聞いていないようなふりをしながら、実はとても気にされているような気がします。

ひとみさんは、目の前で自分のことを話されていて嫌ではないですか。

 

「先生、それは大丈夫です。

でも、先生のおっしゃるように、ひとみは人の言うことをよく聞いています。

話の輪の中に入らず、聞いていないような、理解していないようなふりをしていますが、人の話をよーく聞いていますね。

だれが、だれのことを話しているのかもわかっています。

自分のことを言われているときは、よく聞いています。

ひどいことを言われているとわかっていても、顔には出さないようにしているみたいです。

家に帰ってから、だれだれさんが私のこと、ひどいこと言ってたって、こっそり話してきますね。

 

それに、将来の不安とかを話したりすることもあるんです。

自分一人では生きてはいけないとわかっているみたいで、

『将来、わたし、大丈夫なんだろうか』って聞いてきます」

CBDオイル

CBDオイルをご希望とのことですが、CBDオイルのことをどのようにお知りになりましたか?

「なにからでしょう?

とにかく、いろいろ調べたので、どこから知ったのかわからなくなりました。

よさそうだな、試してみたいと思ったのですが、いざ自分で購入しようとすると、どれがいいのかわからなくて…。

病院で話を聞いてから買った方がいいんじゃないかと思ったんです。

お薬と一緒にとっていいのかどうかも不安ですし」

 

CBDオイルについて少し説明しておきましょう。

CBDオイルは、麻の茎と種から作られます。

大麻草の薬効成分は100種類以上確認されており、そのなかでよく知られているのが、CBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)です。

 

CBDは、抗痙攣作用、抗炎症作用、抗不安作用など多くの効能があることがわかっています。

THCは精神作用を持つことから、日本では法律で使用が規制され、日本で用いられているCBDオイルにはTHCは含まれていません。

 

CBDオイルをとると、気持ちが落ち着くと言われます。

リラックスして眠くなるという方もいらっしゃいます。

CBDオイルは不安を和らげることから、うつや不安、不眠に対して用いられることが多いです。

 

発達障害の方にも用いられています。

「精神的に安定するようになり、表情が穏やかになった」

「衝動的な行動が抑えられ、落ち着きがみられるようになった」

といった声をいただいています。

 

CBDオイルは自然の植物から作られ、多くの成分を含んでいるため、効果の現れ方は人によってさまざまです。

適切な量も人によって異なりますので、ごく少量から始めて、目的に合った適量を探していただくようお勧めしています。

処方薬を服用している場合は、医薬品の相互作用に注意が必要です。

CBDオイルとは時間をあけてとっていただくようお伝えしています。

ホメオパシーとバッチフラワーレメディ

ご両親のお話をうかがいながら、私は、CBDオイルのほかに、ホメオパシーとバッチフラワーレメディも考えていました。

 

ホメオパシー

パニックに陥るときは、幼少時のつらい思い出がフラッシュバックすると言われました。

つらくてたまらず大声を出さないではいられない、

暴れないではいられないのかもしれません。

 

このような悲しいトラウマをお持ちの方には、ホメオパシーのstaphysagriaをよく用いています。

ホメオパシーのレメディは数ミリの小さな粒で、寝る前に一粒なめていただくものなので、負担なく続けていただけるかと思います。

バッチフラワーレスキュースプレー

また、パニックの発作を起こしそうな予兆のある時には、バッチフラワーレスキュースプレーもお勧めです。

ひどいことを言われてショックを受けた、イライラする、腹立たしい、緊張する、怖い、不安など、急な感情の変化があるときに、いつでも気軽に使っていただけます。

 

ひとみさんの場合は、発作の前に過去のつらい場面を思い出し、その場面にとらわれて出られなくなっているかのようです。

このようなときは、レスキュースプレーに含まれるスターオブベツレヘムが気持ちを穏やかにしてくれるでしょう。

 

レスキュースプレーは薬と併用しても問題ありません。

一日に何回でも使うことができ、副作用のない、安心安全な植物療法です。

カバンやポケットに入れて持ち運べて、いつでも、どこでも気軽に使うことができますから、パニックが起きそうなときはすぐに対処することができるでしょう。

栄養療法

病院の血液検査から栄養状態を解析

持ってきていただいた血液検査を見させていただきます。

 

たんぱく質合成の低下のほか、ビタミンB群、葉酸、ナイアシンの不足、鉄や亜鉛の欠乏がみられます。

食べる量も足りていないのかもしれませんが、消化吸収が低下している可能性が高いでしょう。

 

交感神経優位な状態も見てとれますので、いつも非常に緊張されている様子がうかがえます。

緊張状態が続くと、胃酸や消化酵素の分泌も、胃腸の蠕動運動も低下しますので、消化吸収は著しく障害されます。

その結果、たんぱく質合成の低下や、ビタミン、ミネラルの不足を引き起こすのです。

 

胃酸分泌不足に対しては、食事の前に、レモン汁やリンゴ酢を水やお湯で薄めたもの、梅干しなどをとっていただくとよいでしょう。

たんぱく質もできるだけとっていただくのがいいですが、消化吸収が難しいかもしれませんので、スープや味噌汁などからアミノ酸の形でとるとよいでしょう。

お肉はひき肉をつかうという方法もあります。

低血糖はパニックを引き起こす

中性脂肪がかなり低く、低血糖がみられます。

低血糖はからだのエネルギー不足に直結します。

そのうえ貧血もありますから、からだはかなりしんどいんじゃないかなって思います。

ひとみさん、体調はいかがですか、疲れやすくないですか?

 

「そういえば、いつも、『疲れた、疲れた、しんどいわ』って言ってますね。

若いのに、朝からしんどいってどういうこと?って思ってました」

 

朝がつらくてたまらず、なかなか起き上がれないのは、低血糖の方の典型的な症状です。

寝ている間は食べたり飲んだりできないので、日中低血糖のあるかたは、夜間低血糖になりやすく、朝起床時は最も血糖値が低下しているのです。

 

低血糖は感情面にも作用します。

イライラしたり、ざわざわして不安になったり、パニックになったりするんです。

 

人はだれでも、夕方に血糖値が低くなりますので、低血糖の方は夕方に症状がでやすいのです。

ひとみさんがパニックになるのは、もしかして夕方が多いということはないですか。

 

「あー、たしかに、夕方になると、なんだか落ち着きがなくなりますね。

パニックになるのは、低血糖のためだったんですね…。

不穏になるので、甘いものとかを食べさせてました。

作業所でも、癇癪をおこしたり、様子がおかしいと、すぐにチョコレートとかがでてくるんですよ。

もしかしてよくなかったでしょうか」

 

低血糖になっているところに、お菓子が入ると、急激に血糖値が上昇してしまうんですね。

すると、からだは血糖値が急上昇した!と感知して、インシュリンが大量に分泌されます。

そして今度は急に血糖値が下がるわけです。

血糖値が急に上がったり、下がったりすると、アドレナリンが出て体を緊張させ、感情を不安定にさせます。

 

低血糖の方は、血糖値が下がり過ぎないように補食をとり、

血糖を急上昇させるものは摂らないようにして、

血糖をじょうずにコントロールしていただくようにお伝えしています。

低血糖対策の補食

間食ではなく「補食」なんですね。

三食をしっかりとったうえで、食事を補うという意味の「補食」です。

朝食を8時にとっていたら、10時くらいに、

昼食を12時にとったら、2時から4時くらいに補食を摂ります。

 

補食によいのは、複合の炭水化物に、プラス少量のたんぱく質がおすすめです。

小さなおにぎりに鮭フレークとか、かつお節、卵そぼろや鶏そぼろがあるといいですね。

そのほか、蒸したサツマイモ、かぼちゃ、ゆで卵もおすすめです。

ボーンブロスもおすすめです。

ボーンブロスには良質なアミノ酸がたくさん含まれています。

スープを始めてから体調変化を感じておられる方が多いので、ぜひ作ってみて下さい。

作業所に持っていて、少量ずつ頻回にとるのもおすすめです。

温かいので、ほっとしてこころもからだもゆるむところもいいですね。

いつも交感神経優位になって緊張されている人には、温かいスープは気持ちもリラックスできるので、お勧めです。

 

「とてもよくわかりました。
ボーンブロスも試してみます。

低血糖のためだったかもしれないなんて、ほんとびっくりですが、思い当たる節がありすぎてものすごく納得しました」

半年後再診

再診には、お母様おひとりで来院されました。

落ち着いてきたので、減薬しています。

「とても落ち着いてきました。

暴言や暴力も減ってきたと思います。

まったくなくなったわけではないのですが、パニックに陥ったとしても、わりとすぐに落ち着きを取り戻せるようになりました。

それで、主治医の先生とも相談して、薬を減らしています。

 

CBDオイルは味がにがてみたいで、吐いてしまうこともありますが、嫌がらずに取れるときは使っています。

 

レスキュースプレーやホメオパシーはもう全部使って、なくなってしまいました。

使っていたときは、なんとなくよかった気がして、もうしばらく続けてみたいです。

 

サプリメントを始めてから、なんだか元気になった気がします。

補食も続けています。

これも落ち着きを取り戻すのにとてもよかったと思います」

病院の血液検査から栄養解析

病院での最新の採血結果を見せていただきます。

今回も、やはり緊張状態が見られます。

もしかすると、前回よりも悪化しているかもしれません。

 

緊張状態が続くと、消化吸収が低下し、せっかく食事からとった栄養も吸収できず、たんぱく質、ビタミン、ミネラルの不足をもたらします。

緊張がとれると、消化吸収があがり、栄養状態が変わって、体調や気分にも変化がみられます。

いつも緊張と不安でいっぱい

ひとみさんは、他人が自分のことをどんなふうに話しているのか、じっと耳をそばたてて聞いていると言われました。

周りの人が自分のことをなんと言っているのか、非常に気にしています。

さらに、「自分はひとりでは生きていくことができない。将来、自分はどうなるんだろう」と、未来の自分を心配しています。

 

作業所ではずっと緊張しておられるようですし、せめて自宅では、ほっとして、リラックスしていただきたいですよね。

けれども、こんなにいろんなことを不安に感じていると、一日中、緊張状態から、なかなか抜けられないでしょう。

パニックさえなくなったらいいのか

ご両親の希望は、ひとみさんの暴言暴力がなくなってほしいということでした。

診察中も、大声を上げたり、隣に座る母親の髪を引っ張ったり、たたいたりしているひとみさんを見ていて、ご両親は本当にたいへんだなと、頭が下がります。

毎日、気の休まることがないと言われていましたが、ほんとうにそうですよね。

今までほんとうによくがんばってこられたと思います。

 

これからお話しすることは、もしかすると、気分を害されることかもしれませんが、お伝えしてもよろしいでしょうか。

初診では言うのを控えていて、ある程度関係性ができてからお伝えできるといいかなと思っていました。

もし気分を害されたら、ほんとうにごめんなさい。

 

せめて暴言暴力さえなくなれば、と言われていました。

それでは、ひとみさんの暴言がなくなったらそれでいいのかというと、そういうわけでもなさそうです。

ひとみさんは、暴言を吐かざるをえないような気持ちになっているのかもしれませんし、

そう考えると、暴言がなくなったとしても、また別の形でその気持ちを表出せざるを得ない気がします。

 

それに、暴言をやめさせたいと言われると、暴言をはくひとみさんはダメだということにならないでしょうか。

ひとみさんも、暴言をはく自分はだめだと言っています。

 

でもおそらくご両親は、暴言があったとしても、ひとみさんのことは大好きですよね。

 

大きくうなずかれています。

「はい、そうです。

暴言があっても、大切なことに変わりありません」

 

暴言はなくなってほしいのはたしかだけど、

暴言があっても、パニックになっても、『あなたのことがだいすき!』っていうのが伝わるといいですよね。

これは、何度言っても言い過ぎるということはないです。

もうやめて!って言われるくらい言ってもいいくらいです。

 

なにがあっても、自分のすべてが受け入れられていると感じられて、安心できると、緊張はゆるみ、なにかが変わってくるんじゃないかと思います。

そして、もっとリラックスできるようになるといいかなと思います。

 

お母様は涙ぐみながら、うんうんと大きくうなずいておられます。

「そうですね。たしかに、いつもダメ!って叱ってばかりいたので、それでは、ひとみは安心できていなかったもしれません」

 

障害者の兄弟姉妹にも目を向ける

下の妹さんは健常者ということですが、お姉さんの様子をみて、おそらく、自分は両親に迷惑をかけてはいけないと感じているかもしれません。

家事を手伝わなければいけないとか、

姉のことをみてあげなくては、世話をしてあげなくてはなど、

多くの場合、自分を抑えていることが多いです。

常に自分を抑えて、他人を優先していると、自分は気づいていなくても、かなりのストレスになっています。

妹さんも、緊張状態にあるかもしれません。

妹さんに対しても、ご両親がどれだけ大切に思っているのか、行動で示して伝えてあげられるといいと思います。

お母さんと二人ででかけるとか、お食事するとか、二人きりになれる時間をつくれるといいですよね。

 

「はい、下の娘には、負担を欠けていないかなと気にしていて、よく、一緒に出かけるようにはしているのですが…、そうですね、たいせつなことですね。

夫にも話してみます」

※ご本人の了解をいただき、掲載させていただいています。
趣旨をゆがめない程度に、年齢や性別などの背景を変えたり、
他の患者さんを組み合わせるなどして、実際の症例に変更を加えています。
また、理解しやすいよう、内容を単純にし、処方内容も一部に限定していることをご了承ください。

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